「この赤ちゃん、可愛さ余って食べてしまいたい!」
思わずそう叫んだら、スタッフに若干引かれてしまいました…。
安心してください、そんな怪しい話ではありません。
ガーデナーズジャパン海南店の高岡です。
食べてしまって大丈夫。いや、むしろおいしく食べたい野菜の赤ちゃん「スプラウト」のお話です。
最近はスーパーでもよく見かけるスプラウト。実は家でも簡単に栽培することができるってご存知でしたか?
ガーデナーズジャパンで扱っているものは、スプラウトの有機種子(GFPサスティナビリティ基準)とおうちで簡単にできる容器栽培セット。
キッチンで簡単にスプラウト作りが楽しめ、3日~10日で収穫可能という、栽培初心者にもぜひおすすめしたいアイテムです。
1. スプラウトってなんの野菜?
そもそも「スプラウト」とは、何なのか。勘違いされがちですが、野菜の名前ではありません。
英語で「新芽」を表す言葉で、要するに野菜の赤ちゃんである「発芽野菜」全般を指しているんです。
その特徴は、なんといっても発芽直線の新芽ということで、成長に必要なエネルギーや栄養素がたっぷりと含まれていること。
中でもよく知られている「ブロッコリースプラウト」は、抗酸化作用で注目のスルフォラファンが豊富に含まれることから、スーパーフードとしても知られるスプラウト界のエースです。
やわらかくクセのないマイルドな風味でも好まれるブロッコリースプラウトは、栽培期間約1週間。
毎日容器の水を取り替えるだけであっという間に種から芽が出てぐんぐんと伸び、あっという間に食べられるようになるのだそう。
そんなに簡単にできるならばと、私・高岡がさっそく実践してみました!
2. 一週間で収穫!? 簡単スプラウト栽培に挑戦!
挑戦したのは「ORGANIC おうちでベジ」。栽培用容器と種が入ったキットで、ブロッコリースプラウトの種が2回分セットになった嬉しい商品です。
まずは箱から取り出して、説明に沿って種まきを行います。
容器の蓋が穴のあいたメッシュ皿になっていて、容器に水を張ったあと、種をメッシュ皿に均等にまくだけ。
後は1日1~2回水を取り替えるだけ、となんとも簡単で明快なレシピ。これは失敗するほうが難しいぐらいの難易度ではないでしょうか。
水を取り替えながら観察すること1週間。水替えのたびに成長が見られて楽しくなってきます。
1日目には芽が出てきたかと思えば、2日目にはもう緑の葉が見え始め、気づいたらメッシュ皿の下には根もしっかりと張っているのが確認できます。
1週間が経つ頃にはもうすっかり食べ頃に。好みの長さで収穫し、サラダや料理のトッピングとしておいしくいただきました♪
3. 自分の手で育てるからこそ、安心感も倍増
有機種子とは
・化学農薬・化学肥料を使っていない
・採取後の種に化学消毒をしない
・遺伝子組み換えでない
といった条件をクリアした、安心と環境に配慮した種です。
スプラウトは今やスーパーでも簡単に手に入りますが、口に入るものだからこそしっかりとこだわりたいもの。
自分で育てると安心感が格段に違います。
そして、何より栽培する楽しさがセット。キッチンに置いて成長する姿を見るのは日々の楽しみになるはずです。
先に書いた通り、失敗する方が難しい簡単な栽培方法。初心者さんにもきっと楽しんで育てていただけます。
最初から何でもできるなんてことは、奇跡か人生何周目かの人ぐらいなもの。どんな達人にだって「初めの一歩」はあって当たり前です。
「簡単に何かを育てたい」「育てたものを食べたい」「でも自信がない」そんな人にこそぜひおすすめしたい「第一歩」がスプラウト栽培です。
ガーデナーズジャパンで扱う有機種子シリーズには、ブロッコリースプラウトの他、ラディシュや赤キャベツ、バジル、チアシードなど各種スプラウトが揃っています。
それぞれ違った見た目や味わいが楽しめるので、ぜひいろんなスプラウト栽培に挑戦してみてくださいね。