5月といえば、ゴールデンウィークに目をとられがち。
そのすぐ後に控えた「母の日」お忘れではないですか?
日付が固定でないこともあって、毎年「あれ? いつだっけ?」となりますよね。
ちなみに今年(2022年)は5月8日です。
母の日といえば似顔絵を渡したりしたかわいい頃もあったもんですが、大人になった今は、やはり花を贈りたいもの。
そんなあなたに、定番から最近の新定番まで、おすすめの母の日ギフトを紹介します。
1. ド定番と言えばやっぱり「カーネーション」。
母の日と言えば昔からカーネーションが主流ですよね。
母の日は国によって起源も日付も異なるそうで、日本はアメリカに倣って5月の第2日曜となっています。
そして、この日にカーネーションを贈る習慣もアメリカから来ています。
南北戦争の戦場で負傷兵の衛生改善活動を行なっていたアン・ジャービス。
その娘アンナがアンの亡くなった5月12日に追悼式を開き、祭壇に白いカーネーションを飾ったと言われています。
カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」。
また赤い花は「母への愛」「母の愛」「感動」、白い花は「私の愛情は生きている」「尊敬」。他にも色によって花言葉は変わってきますので、贈る際には一度調べてみてはいかがでしょうか。
2. 最近、新定番としておすすめなのは「アジサイ」
そんなわけで、カーネーションは言わずもがなの定番ですが、やや残念なことは寿命が短く、すぐに花が終わってしまうこと。
また鉢花であっても一度枯れると翌年咲かせるのは難しい花です。
今、もっと長く扱える新たな母の日の花として注目なのが「アジサイ」です。
ガーデナーズジャパンでもカーネーションだけでなく豊富に揃うアジサイを母の日ギフトにおすすめしています。
ボリュームがあって見応えがあり、何といっても育てやすいのが特徴。
低木の種類なので植え込めば木としても扱え、地植え、鉢植えの両方で楽しめます。
花の時期は品種によりますが、一般的なもので5~6月。
だからこそ、ちょうど母の日の頃からしばらく楽しめる花といえるんです。
中には夏に花が終わると秋色アジサイと言われるアンティークな色味の花が咲く品種もあり、花が終わったタイミングでハサミを入れて地植えすると、10月ごろに色が変わって秋色の花になります。
アジサイにはいろんな種類があり、大きくわけると「ガクアジサイ」と「ハイドランジア」の2種にわかれます。
もともとアジサイは日本固有の花で、ハイドランジアはヨーロッパで品種改良された西洋種のアジサイです。その大きなカテゴリーの中に、さまざまな色や形の品種が存在します。
またアジサイは土の成分によって色が変わるのも特徴のひとつ。
酸性に近いほど青く、アルカリ性に近いほど赤く、そして中性の場合は紫色に。日本の土は酸性に近いものが多く、色を赤くしたいなどの場合は土の酸度を石灰などの肥料で調整します。
例外としては白いアジサイがあり、この花は土の影響を受けません。
3. おすすアジサイ6選
それでは、ガーデナーズジャパンがおすすめする母の日アジサイをご紹介します。
●人気No.1「衣純千織(いずみちおり)」
ガク咲きとテマリ咲きのちょうど中間のような半手毬咲きの花房と、花に絞り模様が入るレアな人気品種。
独特な花色と八重咲きがとても美しく、花色がランダムなことから立体感がありおしゃれな印象をもつアジサイです。
●上品な2色植え!「ひな祭り」
星のような形の八重咲きの花びらが愛らしく、くっきりとした赤い輪郭がキリッと凛々しく美しいガクアジサイ。
丈夫で育てやすく、この時期だけ出回ることから「母の日アジサイ」とも言われます。1鉢でピンクとブルーの2色植えなので2倍楽しめます。
●今年のおすすめ!「舞姫(まいひめ)」
一重咲きのまとまった花房ながら、絞り模様によってボリューム感を感じさせ、花姿がエレガントな品種。
秋になると葉にも絞りの模様が浮き出る珍しさも特徴的。ブルー、パープル、ピンクの3色あり、どの色も花好きのお母さんにオススメです。
●キリッとスタイリッシュな「きらきら星」
縁にギザギザの切れ込みが入り、バラのような八重咲きがキリッとしたかっこよさ。
蕾のうちはガク咲きの形をしていますが、咲き進むにつれて半テマリ咲きのような形に変化していきます。花房が大きく、白とピンクの色合いが飽きさせません。
●個性的な花色が人気の定番! マジカルシリーズ
咲き初めのグラデーションがかった柔らかな色からだんだんと色の変化が現れ、環境が合えばヴィンテージカラーの秋色までしっかりと楽しめる発色の美しさ。
花つきもよく、小ぶりの花がぎゅっと集まったような姿がかわいらしいハイドランジアです。
4. 生花でもドライでも。楽しみ方のバリエーションが豊富。
花が薄いアジサイは水が抜けやすく、ドライフラワーになりやすいことも母の日におすすめしたい理由のひとつです。
花自体も長く楽しめますし、ドライにすればさらに長期間思い出の花を手元に飾って楽しむことができます。
※失敗しないドライフラワーの作り方はこちらのブログをご覧ください。
地植えした場合も放っておいて育つぐらい育てやすく、日当たりもそんなに必要がありません。
むしろ木と木の間など直射日光が入らない場所がベスト。水を好む花なので、水やりさえしっかりしておけば長持ちします。
定番のカーネーションもいいけれど、ぜひ今年の母の日には、長いスパンで楽しんでもらえるアジサイを贈ってみませんか?
ガーデナーズ各店舗では、毎年人気の紫陽花の中からさらに産地と品種を厳選。
植物のプロならではの、鮮度にこだわった品種を母の日ギフトとして多数ご用意しております。
また、お店に買いにいけない方向けに、オンラインにてご注文いただける【母の日おまかせ紫陽花(5号鉢植え)】もご用意いたしました。
今年の母の日は5月8日です。お忘れになる前にぜひこのタイミングでご注文されてはいかがでしょうか?
ガーデナーズオンラインショップはこちらから。