好きな季節は何ですか?
暑くとも楽しいものの多い夏に、しっとり情緒を感じる秋、そしておだやかに春を待つ冬。
いずれも良いものですが、植物が芽吹き、ぐんぐん成長を始める春は、やはりグリーンに関わる人間にとって特別。
たとえ花粉症があったとしても待ち遠しい季節です。
そんな春もいよいよ本番。植物にとって育ち盛りの季節到来です!!
今回は、メンテナンスに便利な一品から、よりおしゃれに室内を彩る雑貨まで、観葉植物と春の寄せ植えをさらに楽しめるおすすめアイテムを一堂に集めました。
1. 重い鉢植えの水やりも楽々♪ 「排水できる鉢受台」
まずは、最近発売されたイ今チオシのアイテム。
用途がそのまま商品名な「排水できる鉢受台」です。
それぞれの特性にもよりますが、植物の水やりは鉢からあふれるくらいのたっぷりの水をあげるのが基本。
とはいえ、室内に置いている大きい鉢を、水やりのたびに外に出すのって重労働ですよね。
そんな時こそ、この鉢受台の出番です。
この台の上に植物を置いておけば、そのまま水やりOK。
鉢から流れ出る排水は、鉢受面の中央の排水穴から流れ落ちて、排水トレイに溜まります。
あとは排水トレイを引き出して、溜まった水を捨てるだけ。鉢受皿のように排水がたまらないので、植物の根腐れ対策にもなるんです。
大きいサイズだけでなく、小さいものをいくつか並べてもいいですね!
色も白とグレーがあるので、いろんな部屋のテイストに対応してくれるのも嬉しいポイントです。
2. 土壌の水分を測る「簡易土壌水分計」
では鉢受台にのせたとして、水やりはいつするのか。
そんな水やりのタイミングを知るためのヒントとなるのが簡易土壌水分計「セフティー3」と、水やりチェッカー「SUSTEE」です。
SUSTEEは以前ご紹介した通り、挿しっぱなしで土壌の水分を見るチェッカーです。
「水加減は色で知る。正しい水やりで冬枯れや根腐れリスクを回避」
もう1つ、おすすめなのが、簡易土壌水分計「セフティー3」。
いま、土の中の水分の状態ってどんなだろう~?という時にお役立ちのこのアイテム。
3段階でその時の土の中の水分状態を教えてくれます。電池が不要というのもいいですね。
ただし、水やりの最適な頻度や量は植物によって違えば、置いている場所などの生育環境によっても違います。
なので、その植物の特性をご自身で認識していただくのは大前提。
これらのアイテムに頼りきるのではなく、参考程度にしながらしっかりと状態を見てあげてくださいね。
店舗で聞いてもらえれば、水やり頻度の目安などもお伝えできます。
3. 観葉植物をおしゃれに飾る♪ 銅製のメタルラベル
植物の名前や植え付けの日付などを書いておくラベルも、最近では白一辺倒ではなくおしゃれなものが増えてきました。
通常、買ってきた状態だと商品タグには値段が入っていたり、そもそもがおしゃれさに欠けるものが多いもの。
そんな時にラベルを付け替えるだけで随分印象が変わるんです。
そこで、おすすめなのが銅製のメタルラベル「メタルフラワーラベル」「メタルハンギングラベル」です。
まず、見た目におしゃれ! どんな鉢にも合わせやすく、かわいくもかっこよくもなる銅の色味が持ち味で、これが経年で渋い色になっていくのもまた味があって、愛着が湧いてきます。
油性マジックで文字を書いてもいいし、柔らかいので先端が細いもので文字を掘ってもおしゃれさがアップします。
シールを貼って水やりの頻度などをわかるようにするのもいいですね!
土に挿すショートタイプと、枝に吊り下げるハンギングタイプがあるので、好みで使い分けてください。
4. プロ御用達! 寄せ植えに便利な「土入れ」
最後に、私たちプロの愛用品をご紹介します。
春は寄せ植えなどを始めるにもよいタイミング。そんな時にも活躍するのが「土入れ」です。
皆さんが一般的に使われているのは柄のついたスコップではないでしょうか。
手が汚れにくく、一見便利なのですが、リーチがあるため細かい部分には使いにくいんですよね。
実はプロが使うのは、柄のついていない「土入れ」なんです。
手に近いところで土を扱えるので、少量の土を入れる時などにイメージが掴みやすく、細かなさじ加減がしやすいのが特徴。
寄せ植えの端の方にしっかりと土を入れていくのにおすすめです。
プラスティックやステンレスなどの商品がありますが、使い勝手は基本的にそう変わりません。
価格や重量感、質感の好みなどで選んでもらえればと思います。
今回ご紹介したのは、春の寄せ植えや観葉植物に即役立つものばかり。いずれも店舗で取り扱っています。
すくすく育つ植物を見ていると元気をもらえる気がしますよね。
植物と一緒に生命力を育むこの季節だからこそ、おうちでのグリーンライフをますます充実させてください!